小野地区の人口は、5年前と比較すると316人減少しているにもかかわらず、65歳以上の高齢者は129 人増加しており、人口に占める割合も26.5%と高齢社会が進展しています。
本協議会ではこの高齢化社会に対応すべく、身近な町の公民館を利用して、体力的に弱くなった高齢 者の生活助長、社会的孤立感の解消、心身機能の維持向上等を図るとともに、互いに助け合う精神の高揚を図ることを目的に「ふれあいいきいきサロン」を5町で年間60回実施し、平成25年度は603人の参加がありました。
また、一人暮らしの高齢者を地域全体で見守り支援することとして、配食サービスを年2回、194食の配食を行っています。3月の一人暮らし高齢者の集いには4人が参加し、中嶋玲子さんの講演会、昼食歓談では、全員に子ども達が作ったお湯のみのプレゼントもあり、ビンゴゲームなどで楽しいひと時を過ごしていただきました。 その他の敬老事業として、地区内の80歳以上の高齢者全員(504人)に、お祝の紅白饅頭を届けました。また地区 敬老会として金比羅まつりに招待し、各町の出し物や郷土芸能などを楽しんでもらい長寿をお祝いしています。 これからも地域の皆さんのお力をいただき、地域福祉の向上に取り組んでいきたいと考えております。

小野地区社会福祉協議会 会長 上 島 撫 一
kansyaVol112-12